データの準備
XDSはh5形式の画像を扱えないため、処理の前に画像をcbf形式へ変換する必要がある。macOSでは、eiger2cbfがこの変換に便利なプログラムだ。
eiger2cbf path/to/your/h5_master_data -- get number of frames
eiger2cbf path/to/your/h5_master_data N out.cbf -- write N-th frame to out.cbf
eiger2cbf path/to/your/h5_master_data N -- write N-th frame to STDOUT
eiger2cbf path/to/your/h5_master_data N:M out -- write N to M-th frames to outNNNNNN.cbf
例:
eiger2cbf path/to/your/h5_master_data 1:720 out # convert all the 720 images to cbf format
X線データ処理
XDSで処理する
この手順に従ってXDSGUIをインストールする。
ターミナルでXDSGUIを起動する。
BASHcd path/to/your/images xdsgui画像を読み込み、XDS.INPファイルを生成する。

画像を読み込む必要に応じてXDS.INPファイルを編集し、
Run XDSをクリックする。:::caution
SSRFの10U2ビームラインでデータを収集した場合は、
ROTATION_AXISパラメータを0 -1 0に変更する必要がある。:::
CORRECTページで結果を確認する。
Xia2で処理する
Xia2を使う方法は2つある。1つはCCP4内のXia2を使う方法、もう1つはこちらのサイトに従って最新のxia2/DIALSバンドルをインストールする方法だ。
以下のコマンドでデータを処理する。
BASHcd path/to/images xia2 pipeline=dials-aimless ./ goniometer.axes=0.000000,1.000000,0.000000 xia2.settings.resolution.d_min=2
autoPROCで処理する
ライセンスを申請し、こちらのサイトに従ってautoPROCをインストールする。
以下のコマンドでデータを処理する。
BASHcd path/to/images process -I . -d autoproc -R 50 2 > out.log #save the result in subdirectory named autoproc, resolution vary from 2 to 50, save the log to out.log file.
構造決定
データの検証
回折データファイルとして、autoprocディレクトリ内の
XDS_ASCII.HKLファイルを探す。Phenix Xtriageでデータを検証する。回折データファイルを読み込んで実行する。

分子置換
回折データファイルとして、autoprocディレクトリ内の
XDS_ASCII.HKLファイルを探す。テンプレートモデルを入手する。
- タンパク質の配列をPDBデータベースに対してBLAST検索し、適切な構造を選んでPDBファイルをダウンロードする。

- テンプレートモデルをダウンロードしたら、PyMOLで編集して余分なコピーと水分子を削除する。
ASU(非対称単位)内のコピー数を決定する。
Xtriageの結果から数を確認できる。
または、CCP4のセルコンテンツ解析ツールを使う。
Note溶媒含有率からコピー数を判断できる。一般に、ほとんどの生体高分子結晶の溶媒含有率は40%から60%の間である。
Phenix Phaser-MRで分子置換を行う。
Phenix AutoBuildでモデルを構築する。分子置換の結果を入力して実行する。

AutoBuildCootでAutoBuildのモデルを確認し、手動で精密化する。